私が初めてベトナムを訪れたのは2013年のこと。
ベトナムに行く前、ベトナム料理といえば知っているのは「フォー」と「生春巻き」のみでした。
しかし、ホーチミンで暮らしいろいろなベトナム料理を食べていくなかで、そのおいしさと奥深さにすっかり魅了されました。
日本(愛知県)に帰国して5年以上経ちましたが、今もなお、ベトナム料理の魅力を再発見するために愛知県のベトナム料理店めぐりをしています。
※フォーと生春巻きを除く
- 自由に旅ができるようになるまでに、ベトナム料理のことを知っておきたい方
- いろいろなベトナム料理を楽しんでみたい方
ベトナム旅行中に絶対食べておきたいおすすめ料理7選
今回紹介するベトナム料理は、ベトナム人もよく食べているものばかり。
暑さで食欲のない日におすすめのものや、ガッツリ食べたいというときにピッタリの料理もあるので、ベトナム旅行中はおなかと相談して料理を選んでみてくださいね。
北部と南部で呼び方が違う「ネムザン/チャーヨー」
意外にも、現地では生春巻きより一般的に食べられている揚げ春巻き。
ハノイなど北部では「ネムザン(Nem rán)」、ホーチミン市など南部では「チャーヨー(Chả giò)」と呼ばれ親しまれている料理です。
北部と南部では呼び方だけでなく、揚げ春巻きのサイズも異なります。
北部の揚げ春巻きは中華春巻きぐらいの大きさで、あらかじめ食べやすくカットされています。反対に南部のものは、親指大の小さめサイズです。
地域によって大きさが違うのもおもしろいですよね。
ベトナム料理といえば「バインミー」
バインミー(Bánh mì)は具だくさんのベトナムのサンドイッチ。
長さ20cmほどのフランスパンにレバーパテとバターを塗り、ベトナムハムなどのメインの具、きゅうり・パクチー・なますなどを挟んだもので、ベトナムのソウルフードともいえる食べものです。
「Bánh mì」の本来の意味は‟パン”ですが、今ではベトナムのサンドイッチのことを指すことが多いです。
プルプル食感がたまらない「バインクォン」
米粉の生地をクレープ状に広げて蒸し焼きにし、ひき肉やきくらげなどの具を入れて巻いた料理、バインクォン(Bánh cuốn)。
日本語では“蒸し春巻き”と訳されることが多い料理で、中国の腸粉(チャンフェン)と似ています。
もちもちプルプル食感の生地がとてもおいしく、朝食やおやつにペロリと食べられますよ。
日本人が好きな味⁈「ブンチャー」
ブンチャー(Bún chả)は、ベトナム北部・ハノイ名物のつけ麺。
オバマ前米大統領がハノイを訪れた際に食べたことで、一躍有名になりました。
炭火で焼いた豚バラ肉とつくねが入った温かいつけ汁に、米麺・ハーブ・生野菜を少しずつ入れて食べます。
ベトナムの麵料理で大人気「ブンボーフエ」
ブンボーフエ(Bún bò Huế)は、ベトナム中部・フエ名物のピリ辛牛肉麺。
牛肉や豚足・レモングラスなどからダシを取ったスープに、‟マムルォック(Mắm ruốc)”と呼ばれる海老の発酵調味料を溶かし入れた、味わい深いスープが特徴です。
ホーチミンで食べるブンボーフエには、バナナの花と空心菜の細切り、もやしが添えられていました。
食欲がない日は「ブンティットヌン」
おもにベトナム南部で食べられている、ブンティットヌン(Bún thịt nướng)。
甘辛味の炭火焼肉、米麺・ハーブ&野菜・なますなどをどんぶりの底からすくうようにしてよく混ぜ、ヌクチャム(ヌックマムベースのタレ)をかけて食べる、炭火焼肉のせ和え麺です。
揚げ春巻き(チャーヨー)がつく場合もあります。そのときは‟ブンティットヌンチャーヨー”と呼び、焼肉と揚げ春巻きの量は半分ずつになります。
朝食や小腹が空いたときは「ソイガー」
ベトナムで日常的に食べられているおこわ。
日本のおこわよりも食感が軽く量も少なめのため、朝食やおやつとしてよく食べられています。
数あるおこわの中でおすすめなのが、ソイガー(Xôi Gà)。
鶏のほぐし身、フライドエシャロットがのっています。
最後に
ご紹介したおすすめ7品は、きっとみなさんのお口に合う料理だと思います。
ベトナム料理は、同じ米粉でもバラエティーに富んでるのでまったく飽きないです。
近年、日本でもベトナム料理店が増えていますので、旅行前にまず日本で試してみるのもいいですね。
コメント
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これからも楽しみにしていますね。
ベトナムに行けなくても、行った気になるサイト、益々楽しみです🤩👍